自動車保険の歴史

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自動車保険の歴史というのはかなり古いものとなっています。
それはガソリン自動車が発明されたことをきっかけに1896年にロンドンで初めて販売がスタートされたと言われています。
この自動車保険というのはガソリン自動車がダイムスラーとかベンツなどの開発によってどんどん改良されていくごとにどんどん普及されていったのです。
当時は産業革命の影響で市民の生活にもかなりの発展がありましたから、徐々に保険に関する関心も広がっていったのです。
日本では加入が必須となっている自賠責保険ですが、最初に加入を義務付けたのは「ノルウェー」だとされています。
それが1912年の話でその後デンマークやイギリス、ドイツでも強制化されていきました。
日本で最初の自動車保険を販売したのは東京海上日動の前身である「東京海上」です。
1914年に自動車保険の販売営業許可を得たのです。
これは日本での自動車保険の始まりであると言われています。
最初はどちらかというと火災保険と同じようなコンセプトを持つ商品でした。
つまり自動車という財産を守るために誕生したといえるのです。
この当時に日本国内で自動車は1000台ほどしかありませんでした。
しかしその所有者の殆どがこの保険に加入したというのですからやはり車は今も昔も非常に貴重なものだといえますね。
自動車産業が日本でも発展していくようになり、交通事故の犠牲者が増加していくようになりました。
ですからその中で対人補償というものが契約に盛り込まれるようになっていったのです。
高度経済成長期に入ると自動車も一家に一台が当たり前の時代になってきましたね。
ですからそれだけいっそう消費財としての認識が高まり、それに比例するように自動車保険の加入率も高くなっていったのです。
1998年には保険の自由化が行われ通販型やネット販売型の保険会社の参入も可能になってきました。
今では外資系の企業も参入して非常に我々のオプションというのは広いものになっているのです。